先日、風呂に入っている時に、ふとしたことでパチンコやパチスロの「当たり」の価値が高まっていることに気が付いた。至極当たり前のことなのだが、とりあえず雑感をチラシの裏程度に書き留めておく。
ここ1~2年で激変する市場
先日発売された大一の「ひぐらしのなく頃に・頂」で、今までの稼働傾向とは違う現象が起きているというデータが出ているようである。
今回ひぐらしは、MAXとライトの2スペック発売されたわけだが、どうやらライトスペックのほうが稼働・売上で相対的に良い結果を残している。
思い返してみると、ネット上でひぐらしを打ちたいと言っていたファンの方は、MAXよりライトを打ちたいという意見が多かった気がする。
なぜそうなったのだろうか?いくつかの仮説を立ててみた。
1,ライトのほうがスペックが優秀で、勝ちやすいから
2,ライトのほうがスペックと演出のバランスがよく、打っていて爽快感がストレスを上回ったから
3,ひぐらしコンテンツを好きなファンの軍資金が少なく、勝つことよりも当たって演出を多数観ることに重点を置いた人が多かった
私のチンパン脳ではこんなところしか思い浮かばないんですが…。まあ他にもあるかもしれんが、盛大に投げっぱなして今回はこの中で考えることにする。
私の予想では、3番が本命である。仮説の理由を説明しよう。
これは、おそらく一物一価問題に起因するのではないだろうか、。
御存知の通り、一物一価問題を全国的に推し進めた結果、昨年から等価交換の店舗が増えたことは間違いない。
噂によると、等価交換の店舗は、全体の3割から7割程度に増えたと耳にした。
これが本当だとすると、大当たりが全体的に遠くなる、つまりは当たりづらいと感じることになる。
当たり前だ。大当たり1回の金額が5,000円と8,000円では、全く価値が違う。
そして今までは「負ける額は同じなんだから、どうせ打つなら当たった時のリターンを考えてMAX」と考えた人が多かったからMAXが良い結果を残してきた。
しかし、今回は勝った時のリターンよりも、当たる回数や打っている時間の長さ、またそれにより観れる演出や聴ける歌の数を重視した人が多かったのではないだろうか。
なぜか?また仮説を立てよう。
a,勝った時のリターンが大きいという理由でMAXを打ってきたが、当たらなさすぎて莫大な負け額を記録して学習した。よってライトスペック
b,今までMAXはあんまり打っていないが、インターネット上の噂ではかなり負けるという話なので、自分で体験してはいないがそもそも触らない
c,シュミレーションをするとMAXよりもライトのほうが勝てるから
当然ながら「ひぐらしのなく頃に」というコンテンツは、パチンコやパチスロの他の版権物と比較すると原作ファンが多いほうだろう。
それゆえに「原作が好きだから」という理由で打つ人の割合は多いほうだと思われる。
その原作好きの人はどんな人?と考えると、比較的若い独身男性が多いような気がする(弊社調べ)
若い独身男性だけに、可処分所得をパチンコに使ってきた人は多いはず。そんな人がライトを選んでいる理由は何か。
そこに、半年から一年後の版権物パチンコのスペックヒントがあるのではないだろうか、などと考えた。
もしかしてこれは「当たった時の収益」よりも「遊びやすさ」に移行し始めたきっかけ、と考えることができるかもしれないし、単なるひぐらしの場合のみのレアケースかもしれないが、このあと出てくるスレイヤーズや化物語などのパチ&スロの動向は注目すべきではなかろうか。
また、価値の上がっている大当たりに対して、より一層の付加価値を追加していかなければ、金額に対してファンが物足りなさを感じてパチンコ以外の趣味に走ってしまいそうで恐ろしい。
私のやきとり
関連リンク
ひぐらしのなく頃に 頂
■全くパチンコとは関係ない映画の話
デ・ニーロ70歳の誕生会にレニー・クラヴィッツが楽曲提供!
ロバート・デ・ニーロさんが70歳を迎えられたそうです。リンクの記事には、クリストファー・ウォーケン&ハーベイ・カイテルと一緒に写っている大御所3人の写真が出ており、さらにはその写真をtwitterに投稿したのがサミュエルL・ジャクソンと、映画ファンなら誰もが知っている人たちの盛大なパーリーの様子が伺えます。
個人的な趣味で映画を観始めたのは15年前くらいからでしょうか。色々な映画を観ましたが、ロバート・デ・ニーロ出演の映画はとても印象に残っています。
中でもタクシードライバーは強烈なインパクトが残っており、あの映画に出演していた若かりし頃のロバート・デ・ニーロを思い出すと、時間の流れというものを感じる今日このごろでした。
ということで、今日からは鏡の前で銃を構える練習をしようと思います。