2013年3月25日月曜日

【コラム】 遊べる機種は何処へ


桜が咲く季節になってきていますがパチンコの世界にいつ桜は咲くのでしょうか。




昨年、発表された「レジャー白書2012」によると遊技人口は1260万人に減っているが、年間平均活動回数は27.8回、年間平均費用は9万3700円とどちらも数値は増加しています。
これを受けて、上のお偉いさんたちは、これ以上のヘビーユーザー化を止めないとなーと言っておられたと思います。


で、それから約半年。
今、市場にあるのが「新鬼武者 再臨」などですか。
どの角度から、どういった解釈をするとこういう機械が登場するに至るのかまるでわかりません。

(鬼武者で考えると)単発で終了した時点で約140枚前後。
そこから天国の最大天井が384ゲーム。
全然メダル足りませんけど?
どこが天国でしょうか?
最近の台は天国と称しながら全然そうではありません。
ART当選→単発終了→天国中にもかかわらず追金→ART当選、これの繰り返しです。
そもそもユーザーが本当にATの機械を望んでいるのでしょうか?

パチスロの慶次の機械割があそこまでヒドかったにもかかわらず、稼働が良かったのは少なからずA+ARTタイプだったからだと思います。
ですが市場に出てくるのはATやARTのみのタイプばかり。
オマケに、ついこの間出た気もする北斗の新機種もAT。
望まない機種が出て、望まないまま打って、望まないまま負ける。
ユーザーがこのままもつと思いますか?
その結果として登場した低貸だと利益がアレなので、4パチ・20スロを活性化しなければいけないと言っている。
そんなに4パチで、20スロで、というなら真っ先にやることが違いませんか?
全てが矛盾。矛盾。矛盾です。


パチンコに限って言えば、今年は各社が羽根物を出したり、マックスやミドル、ライトミドルなど区切りがあり好感が持てますが、パチスロは全くそう感じません。
どのメーカーも素人でも考えられる出玉面しか考えていないように感じます。
せめてパチンコくらいにそれぞれ住み分けができるバリエーションにして欲しいです。


5スロ・1パチという選択をしなくても、気軽に・楽しく遊べる機種がたくさん出てくることを切に願っています。