今回は、なんとなく思いついたホールの新しい営業スタイルのアイディアを、備忘録程度に書き留めてみる。
いよいよマルハンが次の時代へ向けた大きな一歩を歩みだした2012年。
マルハン千葉北店や難波新館など、新しい店舗コンセプトを打ち出していく中、今度は新たにβ版ではあるがオンラインホールを開店させた。
私はこれにより、現在のホールの売上が、徐々にオンラインホールへ年月をかけて移行し始めると考えている。
そうなれば、当然現在の21兆円と言われる業界規模も縮小されるわけだが、それに伴い多くの中小ホールも淘汰されていくことになるだろう。
まあ、オンラインホールが直接の原因とならないとしても、人口減少に伴う売上減少は間違いない未来なわけだから、中小ホールの危機はいずれにしてもやってくるわけだが。
そういった未来の話をホールの方とすると、やはり現在のパチンコ業の規制、つまりは風営法7号営業の中で生き残ろうと考える人が多いようだ。
しかし、現在は色々と情報を集めれば集めるほど、パチンコホールの営業施策において、自由度が低くなっているように、私は感じる。
ゆえに私は業態変換してはどうだろうか?と考えた。
例えば、オンラインホールもその一つである。
今回オープンしたマルハンや777タウン、ネクソンやハンゲームなどのオンラインホール内に自店舗を出店させてもらえるようにするなどして、店舗をネット上に移してしまうという案である。
これであれば、風営法の営業を受けることがないので、新しい発想で営業することができる。
そしてもう一つの案が、「完全無料ぱちんこ」である。
これは正直、アイディアをまだ練っていないため、かなり稚拙なものではあるので、そのへんは若干お目こぼしいただきたい。
この完全無料ぱちんこというのは、365日無料でぱちんこが打てるホールである。
故に、売上が立たない。
この場合、正直7号営業の許可がいるのかどうか私の知識ではわからないので、敢えて許可が必要ない、と仮定しよう。
すると、古い機械を外す必要もなく、特に許可のいる機種を設置する必要もない。
これで、機械代はかなり減らすことができるのではないだろうか。
しかしながら、当然光熱費などは発生する。
この経費をどうするか?
ここを、その他の業種の売上でカバーするのである。
ではどうやって?
これには立地を工夫する。
無料パチンコホールをドーナツの中心に据え、その回りを飲食店やアミューズメント施設などで囲ってしまうのである。
こうすることにより、ホールへ行くのに必ず飲食店舗などを通らなければならなくなる。
そこでの売上に期待する作戦である。
まあ、そんな他業種の売上でホールの経費とかカバーできるの?なんて思ってしまいますが、完全に無視を決め込むわけです。
これで、ダメになってしまった地方の店舗が再生できないだろうか。
とはいえ、この作戦にはぶっちゃけ巨大な資本がないとできない可能性が高いのだが、敢えて言ってみた。
あと、普通の店舗って、道路沿いにあるから、結局ドーナツ状にするための敷地なんて、店舗を移動しないとできないんだけどね(エヘッ)
だがしかし、こういった施策が成功することができたら、まさに風営法の影響を受けない新しい業態として、未来も明るくなっていくのはないかと感じる盛夏のとある日であった。
私のやきとり
関連リンク
マルハン 仮想ホール「マルハンドリームネット」テスト版オープン【P-NEWS】
モノを捨てる技術―発想の転換でぐんぐん片づく | |
ドン アスレット Don Aslett 法研 2004-02 売り上げランキング : 239602 Amazonで詳しく見る by G-Tools |