今日は、他業種のエンターテイメントで最新の技術を使ったお話です。
お化け屋敷
本日、メールの整理をするために、古い受信ボックスを開いたところ、2年前の2010年6月にしたためておいた自分のアイディアが出てきました。
ちなみに、私は何か面白そうなアイディアが浮かんだ時は、自分宛にメールを送っておき、後日それを見てアイディアを煮詰めたりしています。
主には飲んでいる時などが多いですが。
話は戻りますが、2年前のメールには、「ARでお化け屋敷」と書いてありました。
久々に見て、AR?パチスロのAR?かと思いましたが、拡張現実のほうのARだということを思い出しました。
拡張現実とは、現実的には何もない場所を、スマホなどのカメラを通してみると何かが映っている、という技術です。
メールにアイディアをしたためた当時、等身大のエヴァなどが箱根に出現したりして話題をよんでおりました。
このAR技術は、ARマーカーというものを読み込んで何もない場所に何かがあるように見せる技術なのですが、これを使うと色々なことができるようになります。
例えば、特殊な眼鏡をかけると、いないはずのお化けが見えたりします。
まさに、超リアルお化け屋敷です。
しかし、この技術は、まだまだ実用化には厳しいのでは?と個人的には考えてました。
ところが、そのようなお化け屋敷がついにできてしまったのです。
ハウステンボス デジタルホラーハウス
ご存知の方も多いと思いますが、ハウステンボスは現在、HISの会長である澤田さんが再建に関わっており、今季は開業以来初の黒字化になったそうです。
その改革手腕は疑う余地もないのですが、顧客視点から見て魅力あるものを提供するにあたり、最新の技術やアイディアが盛り込まれているというのがスゴイですね。
このAR技術は、私的にはパチンコホールなどでも使えると考えております。
例えば、各台のデータ表示器にARマーカーが表示されるようにして、携帯カメラを通してその台を見た時に、機種説明が見れるようになったり、設定が見えたり、台のキャラクターが踊っていたり、などなど。
現在は、規制で台そのものに大当り信号などの情報以外の出力が許されていませんが、工夫次第では近年中に登場するかもしれませんね。
ちなみに、昨年ソニーが発表した最新のAR技術はスゴイです。
3Dマッピング
さて、ハウステンボスの話が出ましたので、ついでに面白い技術をご紹介です。
先日まで開催されていた世界でも最新のアトラクションがあったようです。
3Dプロジェクションマッピング
これは、プロジェクターを使用して、建物に投影させることにより、あたかも建物が生きているかのように見えるというもの。
パチンコホール内ではあまり使用する場所がないかもしれませんが、建物に使用することにより、かなりのアイキャッチにはなるのではないでしょうか。
ただし、屋外の広告物に関しては大きさの規制・条例などがございますので、こういった前例がないものはなかなか難しいかもしれませんが。
関連リンク
ハウステンボス
アスキー.JP
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