広告宣伝のやり方について、今日ふとしたことで考えさせられることがあった。
マツモトキヨシの壁に【資生堂】【カネボウ】【ソフィーナ】【コーセー】といった化粧品メーカーの名が入っていたことに気が付いた。
思えば、ヨドバシカメラなどの壁にも、各家電メーカーやカメラメーカーの名前が商品名に混ざって大きく表示されている。
化粧品や家電などは、メーカーも少なく、商品自体よりもメーカー名の方がブランド力がある業界だからこその流れなのだろう。
スノーボードなども顕著で、トップブランドのBURTON製品は基本的に正規代理店しか取り扱いができないし、取り扱いができる店舗も多くはないため、BURTONを取り扱っていることを宣伝できるだけで集客力が変わってくる。
このような業界では、メーカー名を広告に使用する=競争優位性になるということで、メーカー名をアピールすることが来店動機につながる良い例ではないだろうか。
そして、それを踏まえて、これをパチンコ業界で使用してはどうなのだろうか?などとちょっと感じた。
まずはパチンコホールが現在店舗外に表示している内容を、適当に思いつく限りあげてみる。
・新機種(今だとコードギアス、バカボンなど)
・貸玉料金(1パチ・5スロなど)
・新台入替情報(5月14日新台入替コードギアス100台導入!など)
・店舗名、ロゴなどの企業イメージ(当たり前であるが)
・イメージキャラクター(キャラクター、ライター、芸能人など)
・業種(ぱちんこ・パチスロなど)
・イベント(もちろん禁止事項ですが)
・店舗の地図、場所、導線看板(この100m先右折、みたいな看板)
・建物デザイン(外装自体が既に広告宣伝物と捉える)
・花などの装飾物
・警備員(もはやこれすらも広告宣伝物と捉えてみる)
・LED看板(こちらは内容ではなく媒体であるが、あえて挙げる)
・音楽(例外的に聴覚に訴えるものとして)
こんなところだろうか。
他にも色々とあるとは思うが、そんなに深く考えていないので、何分ご了承願いたい。
このように改めて羅列してみると、パチンコホールにおいては、やはりメーカー名よりかは機種名の方がブランド力があるのかな?と感じる。
そうなると、メーカー名を店舗外広告で謳ったところで、やはり意味はないのだろう。
やって意味=集客力があるなら、もうとっくに色んなホールがやっているだろうが。
或いは、メーカーがホール側に依頼して、メーカー名を掲げてもらったりとか。
ということで、なんとなく、コーヒーを飲んでいて、気がついたことを検証してみた感じでした。