先日ネットを徘徊していたら、東京は新小岩に【パチスロ北斗の拳 専門店】がある、という情報を見つけたので実際に行って見てきました。
お店の「覚悟」を感じたい
【専門店】
この響きに物凄く惹かれるのは私だけでしょうか。
例えば「塩ラーメン専門店」
そこには店主の塩ラーメンに対する絶対的な自信があるはずです。
同様にパチンコ・パチスロ店においても、ひとつの機種のみを設置する専門店。
そこには店長(またはオーナー)の「この機種は絶対に面白い!」という絶対的自信があるはずです。
何が売れるかわからないパチンコ・パチスロ業界。
思い返せば初代北斗の時も「北斗の拳専門店」は存在しました。
ただし、それは北斗に人気が出てからのことでした。
しかし今回訪問させていただいたお店は、北斗は世に出ると同時に北斗専門店としてリニューアルオープンしています。
「当たるも八卦当たらぬも八卦」とよく言いますが、こと商売においては当たらなかった場合の損失は計り知れません。
確実に「いける!」という自信があるのでしょう。
そこまで言われては黙ってはいられません。
(余談ですが同じようなケースで大阪にオープンした「GOD専門店」はアッサリと方針転換をし「赤ドン雅」を導入しました。その決断はどうだろうか。赤ドン入れるくらいならGOD置いとけばよかったのに)
ちょうど、北斗が打ちたいのにまだまだ導入されたばかりで近隣店舗はどこへ行っても台を確保することすらままならない状況で「ここなら座れるのではないか」という期待もあったので、実際に行ってみました。
お店のご紹介
秋葉原から総武線千葉行きに乗り換え、電車に揺られること20分ちょい。初めて降り立った新小岩駅。
南口を出て左を見るとすぐそこに目当てのお店はありました。
全てはここから始まる
北斗の拳 専門店
あ、ちなみに今更ですがお店のご紹介。
東京は新小岩にある
OR新小岩店様です。
http://www.p-world.co.jp/tokyo/or.htm
ただし【北斗の拳専門店】と言われていますが、正確には「20スロは北斗しか置いてないお店」です。
5スロは普通にミリゴやら番長やら噂の赤ドンやら置いておりますので、北斗でボコボコにされた後、5スロで未練打ちをする、という事も可能となっております。
んで、20スロ…というか北斗は総台数53台。
ぶっちゃけ大型店で100台以上導入してるところもありますが…
まあそれでも「専門店」という覚悟を汲み取って評価してあげてください。
入店してみればそこには衝撃の光景が
さて、私が新小岩駅に着いたのは10時ちょうど。
東京の開店時間は10時ですので、既に開店待ちの行列が捌き終わっており、お客さんは皆さん店内に。
ちょっと遅かったかなーと思いつつ店内に入るとそこには…!!
北斗に座ってる10人程度のお客さん
「・・・え?」
思わず声が漏れます。
今、もっとも新しい台。しかもお店もプレーヤーも期待度MAXの北斗の拳。
その専門店。
これはまさかの光景です。
もしかしたら私はとんでもないボッ◯店に来てしまったのではないでしょうか。
そんな不安を抱いてしまいました。
しかし、遠出をしたことのあるパチンカー・スロッター諸氏はご存知かと思いますが、遠征して打ちに行くと大概
「ここまで遠征してきてこのまま帰れるか」
という心理状態に陥りやすいものです。私自身「旅打ち=勝てる」という変な思い込みを持っている部分があります。これはかの有名な名波誠さんのパチスロひとり旅の読み過ぎです。ご注意ください。
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さてそんな話の脱線はどうでもよく、とりあえず回してみることに。
ちなみに台移動・共有自由ですので、大勢で北斗を打ちたいが、人気過ぎて並んで打てない!とお困りの方々にはオススメです。
なんといっても導入初週の日曜日の朝一に10人しかお客さんがいませんからね。
勝負の結果
勝負の内容はざっくりと。
なんかすごく確率が低いとか言われてるものを
2発も引いちゃって
勝ったと思ったけどそこにたどり着くまでに散財しまくったので
投資:39000円
回収:30000円
ということでマイナス9000円という形でした。
その後近くのマルハンでパチンコのヤマト打ったら1万5千円勝ったのでちゃっかりプラスになりましたけど(テヘペロ
気になったところ
朝一の挙動
初めに座った台は朝一10回転の間に白空き缶3個が2回、第3停止振り向き1回と、天国っぽい挙動を見せました。
上げか下げかはわかりませんがきちんと設定変更でドキドキ感を演出しているようです。
(もっとも前日天国閉店を据え置いただけの可能性もありますが)
店内の雰囲気
冒頭のポスターに書いてあるとおり、元々「エンジョイ新小岩店」というお店でやっていたのを、12月5日にリニューアルオープンさせたようで、店内施設は新しく、また白を基調とした清潔感あふれる雰囲気でした。
女性と一緒でも気軽に入れそうな感じで好評価です。
データ表示機
これは人によって意見がわかれるかもしれませんが、リニューアルしたばかりなのに、データ表示機が旧タイプというか、一番簡素なものでした。
更にデータの計測が
赤7、黒図柄、赤赤黒、といったいわゆるボーナス図柄が揃うとRBが1上がります。
そして、曲者なのがBB表示の部分。これがART1セットごとに上がるタイプではなく「特殊リプレイが揃ったときに1上がる」というタイプ。
さらに上がるだけで、ART中の獲得枚数を表示しません。ART中も通常時と判断し、ゲーム数が上がっていきます。
なので私のように拳王乱舞に入りまくったり、ART中にガシガシ上乗せをした場合、データ表示はリセットされませんのでゲーム数が600とか700とか表示されます。
そのせいでARTが長く続いている台ほどツブが長くなり、単発→浅い当たりを繰り返してる台ほどツブが短くなります。
個人的には非常に過去履歴がわかりづらいな、と感じました。
更に天井が近いのか遠いのかもわかりにくいです。
(もっとも現在のゲーム数はマイスロボタンを押せば確認できますが)
信号配線を変えるだけでいいと思うのですが。
それかもう少し無理をしてでも、最近はやりの大型液晶タイプのデータ表示機を入れるべきだったのでは…
【専門店】なのだからそこら辺まで気を遣っていただきたかった。
スタッフの対応
これがもっとも気になったのですが、元々台数が少ないお店だからなのか、スタッフが少ない感じがしました。
特に北斗の稼働はお世辞にも良いとは言えなかったのですが、なぜか5スロの稼働は抜群でした。
(夕方18時過ぎには空き台が3~4台しかないという状況も)
そういうこともあって、北斗のシマにスタッフが常駐していない場面が多いです。
呼び出しボタンを押して、スタッフが来るまで平均3~4分かかっていました。
更に北斗はセレクターエラーが起こりやすいのですが、セレクターエラーやホッパーエラーで台が非常に大きい音で鳴っているのに待ちの時間が長い。
これは結構マイナスイメージでした。
最後に~個人的雑感~
最後になりますが、稼働があまりなかったことにやはり驚きましたね。
もっともこれについては、前身の「エンジョイ新小岩店」の時にマイナスイメージが定着してしまっている、という可能性があるのでなんとも言えません。
あとは北斗の拳のポテンシャル次第、という形になるかと思うのですが、個人的に北斗の拳は「なんとも表現のしにくい台」であります。
私は4号機の北斗を知り尽くしているし、当時の異常な熱気も知っています。
なので、どうしても比較をしてしまうのですが、ソレを知らない5号機ユーザーがどういった評価を下すのかは今の段階ではまだわからないところですし。
ただ、マイナスな意見も述べましたが、失礼ながらこういった小さいお店が他のお店と異なる独自性を模索していくという姿勢は大きく評価しています。
また、設定についても私の台は明らかに「低設定だけどヒキのみで出ちゃった」感じでしたが、お隣の台がアホかと言うくらいのペースでレア小役を引いていたので、そこそこ使っているのではないでしょうか。
まあ万年負けスロッターの私の判断なので保証はしかねますが。
「北斗がどうしても打ちたい!」というスロッターの方で新小岩周辺にお住まいの方は、話の種に1回行ってみられることをお勧めします。
それでは!
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