2011年11月13日日曜日

ポラロイドがちゃんとポラロイドの形になって帰ってきた件




おじさんはうれしいよ。


デジタルネイティブな若い衆には昔話に聞こえるかもしれませんが、「ポラロイド」と言えば、インスタントカメラの代名詞として、撮った写真がすぐ見られる画期的な機構を内蔵したカメラとして一世を風靡。プロの構図決め用途から、ヒワイな写真を現像屋さんに見られたくない層まで、絶大な支持を集めました・・・っていうかその役割を担う存在は、事実上ポラロイドしか無い、という孤高の存在でした。

しかし液晶画面を搭載したデジタルカメラの登場で、その価値は急激に低下。存在理由を失い、ポラロイドカメラを製造していたポラロイド社は、破産、買収など苦難の道を歩むことになった訳です。

日本においては、ここ最近は低価格デジカメの販売などを行いつつ、ポラロイドのデジタル版、「プリンター内蔵デジタルカメラPoGo」を発表しましたが、薄くてコンパクトでスタイリッシュで今風なデザインだったために(?)ヒットには至りませんでした。


そうですよね、ポラロイドと言えば、あのシャッターを押したら、前面からベローンと写真が出てくるあのスタイルも含めて「ポラロイド」なんです。今回ようやく「ベローン」の重要性に気付いたポラロイドから新機種「Z340」が発表されました!!




やっぱりこれですよねー。単色化されていたロゴマークもちゃんと初期のレインボーカラーになって復活。インクレス技術を採用した専用用紙に1枚約45秒でプリント。もちろんデジカメなので、SDカードに記録、液晶画面での確認・閲覧、簡単な編集(トリミングなど)も可能。撮影したデータの中からほしい分だけ選んでプリントできます。

アメリカの公式サイトやアマゾンではすでに299ドルで販売開始。日本でもぜひ販売してほしいものです。



polaroid公式サイト(英語)

Polaroid Z340 Instant Digital Camera with ZINK (Zero Ink) Printing TechnologyPolaroid Z340 Instant Digital Camera with ZINK (Zero Ink) Printing Technology

Polaroid
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