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クレジットカードで商品を買わせ、購入代金を返金する「クレジットカード現金化」業者の男が5日、出資法違反の疑いで警視庁生活経済課に逮捕された。 各種メディアが伝えている。
クレジットカード現金化は、顧客に不当な値段で商品を買わせ、購入代金の一部(80%から90%)をキャッシュバックするというもの。警視庁は商品の購入額と顧客が受け取る額の差を金利に当たると判断。男が法定利息を大きく超えた約10倍から22倍で貸し付けたとして出資法違反容疑で逮捕した。
クレジットカード現金化業者の摘発は全国で初。2010年6月の改正貸金業法完全施行の際、正規の貸金業者から融資を受けられなくなった多重債務者などの多くが代替案としてクレジットカード現金化を利用するのではないかと懸念がされていた。